みなさんは、朝昼夕の3度の食事比率について考えた事がありますか?
もし、3食の中で一番食事量が多いのはいつかと聞いたら、
多くの人は夕食と答えるのではないでしょうか?
今回は、ダイエット視点で食事の理想的なバランス比率を考えていきましょう。
食事の比率についての考え方
まず、食事の理想的な比率について調べてみました。
出てきた比率は、
朝3:昼4:夕3
朝3:昼5:夕2
朝4:昼4:夕2
というふうに、複数ありました。
これでは、どれがいいのかわかりませんね。
しかし、この数字の傾向から見えてくることがあります。
多くの人は、昼型の生活をしていますので、それを前提に考えると、
一番活動量が多いと思われる直前の食事比率を高くしていることです。
昼の比率が一番高く夕は低めになっていることでわかります。
昼型の生活をしている場合、
夜は、極端な話寝るだけなので、食事量は少なくて良いということですね。
更にもう一つ付け加えるなら、BMAL1(ビーマルワン)の分泌量が増加してくる夜は食事量を減らした方が良いということでしょう。
BMAL1という物質は22時~2時に多く分泌され、
その間に食事をすることで脂肪を貯めこみやすくなると言われています。
しかし、世の中には夜型の人もいます。
そういった人は、BMAL1に関しては少し不利になるかもしれませんが、
基本は同じで、活発な動きをする直前の食事を1日の摂取量の4~5割にし、寝る前を2~3割に抑えると良いでしょう。
この辺りは、個々のライフスタイルによって臨機応変に考えていくべきですね。
最後に
今回の食事バランス比率の中身について、
食べる量やカロリーにばかり注目していると良くありません。
重要なのは栄養素を適切に摂取することです。
食べる量に比例して栄養もある程度摂取できると思いますが、
最近は、カロリーが多いわりに栄養素が少ない食べ物がたくさんあります。
ハンバーガーやケーキ、スナック菓子などその典型ですね。
そういうものは可能な限り摂らないほうが良いですし、摂る場合は、かわりにサプリメントで栄養補給する必要が出てきます。
必要な時に必要な栄養素がないと体がうまく働かなくなりますし、 やせにくい生活習慣にもつながる事がありますので気をつけましょう。
カロリーを摂るというよりは栄養素をしっかり摂るという視点で考えてみて頂ければと思います。