ダイエットがうまくいかない方がつまづくポイントの1つ「停滞期」。
停滞期の原因とは何なのか?
どうすれば停滞しにくくなるのかを考えていきましょう。
ダイエットはなぜ停滞する?
ダイエットが停滞する原因は、
ホメオスタシスという体の内外の変化を一定に保つように働くシステムがあるからです。
ホメオスタシスの例はたくさんあります。
例えば、
免疫力が強すぎるとアレルギーが現れ、低すぎると感染症などにかかりやすくなってしまいます。
このバランスをとるのもホメオスタシスの1つです。
私達の体にとって必要なシステムだといえますね。
次の項目でダイエットとホメオスタシスの関係について掘り下げていきます。
ダイエット時におけるホメオスタシスについて
重要な役割を果たすホメオスタシスですが、
ダイエット時においてはマイナスの効果が出てしまいます。
具体的には、
ダイエット時に栄養が不足すると栄養失調状態となりホメオスタシスの効果で、
脂肪を溜め込もうとしたり体の消費エネルギーを下げる働きが起こります。
これが停滞期に起こっている現象です。
この状態を可能な限り回避するには、
ビタミンやミネラルなどの栄養素を不足させないことが重要です。
また、一般的には、1ヶ月に体重の5%以上を減量する場合にホメオスタシス効果が最大になるといわれているので、5%未満を目安に行うのも良いでしょう。
更に男性より女性で起きやすいと言われていますので、もし停滞期に入ったとしても、焦って無理のあるダイエットを追加で行ったり、途中で諦めないようにしましょう。
この時点で諦めてしまうことがリバウンドの原因になります。
停滞期は、長くとも1ヶ月程度で解除されますのでそのことを最初に覚悟しておけば精神的な負担も少ないでしょう。
停滞期について筆者の経験から
私は経験上、停滞期を感じた事はありません。
理由はおそらくしっかりとした栄養管理を行っていたからでしょう。
私の場合は、数日で5キロ以上減量(この時点で目標達成)してからその後緩やかに5キロ以上減っていきました。
もちろん2-3日は同じあたりをうろうろするということとはありましたが、その後また数百グラム落ちるという感じでした。
この一見無理があるようなダイエットが成功したのも、食事制限とビタミンやミネラルなどの栄養管理をしっかりしたことがとても大きいと感じています。
皆さんもダイエットをする場合は、栄養管理は徹底するように心がけてみてください。