私のダイエット方針は、運動をメインとして組み込まないことです。
もちろん運動は行ったほうが良いのですが、それ自体の継続性や効果は思ったほどかんばしくないので、ダイエットの補助程度に考えるのが妥当です。
逆に言うとそれ以外で代謝アップに貢献できるものはドンドン取り入れるべきだと思っています。
今回は、代謝アップに貢献できるかもしれない姿勢と呼吸法について紹介していきたいと思います。
正しい姿勢で代謝アップ
一般的には、姿勢を正しくする事で、重力に任せて猫背になっているより筋肉が使われたり、肺が正常な位置になることで落ちていた呼吸量が戻ったり、その他臓器も位置が修正されることで機能が本来の状態に戻り、代謝が改善されると言われています。
正しい姿勢をどう判断する?
- 1.壁にかかとと背中をぴったりくっつけて立ちます
- 2.くるぶし、ひざ、骨盤、肩、耳を結んだ線が直線になるようにします
この状態が正しい姿勢ですので、まずはこの感覚を体で覚えることからはじめましょう。
正しい姿勢をクセ付けするには?
間違った姿勢から正しい姿勢に変えていくのは、なかなか大変な作業です。
慣れないうちは、非常に疲れます。
どうしても自力だけでは難しいという場合は、姿勢矯正のグッズを試してみるのも1つです。
体に装着して矯正するものや、
デスクワークが多い方の為の姿勢矯正椅子や椅子に取り付けて使うものも多く市販されています。
ご自身にあったものを試してみるとよいでしょう。
呼吸法で代謝アップ
1日に何回かは意識して深呼吸するようにしてみましょう。
気分転換やストレスがかかった時にも深呼吸をすれば良いでしょう、深呼吸をすると血圧も下がりますので一石二鳥です。
深呼吸の方法は、
- 1. 5秒かけて腹式呼吸で鼻から大きく息を吸い込む
- 2. 5秒息をとめる
- 息をとめることで吸い込んだ酸素を血中に取り込みやすくする。
- 3. 10秒かけて息を吐き出す
- ゆっくり吐き出すことによってリラックス効果がUPする
ポイントは、吸い込むときは鼻から吐き出すときは口からです。
普段の呼吸法も胸式ではなく少しづつ癖付けをして腹式呼吸に切り替えて行くほうが良いでしょう。
腹式呼吸のメリット
腹式呼吸は、胸ではなくお腹をふくらませて行う呼吸方法で、ヨガなどで採用されており、副交感神経が活発になりリラックス効果があるといわれています。
ちなみにピラティスでは胸式呼吸を採用しています。
胸式呼吸を行うと、交感神経が活発になり筋肉が緊張した状態になります。
ピラティスでは、この状態を利用します。
意図によって呼吸法がかわってくるということですね。
当サイトではリラックスすることを重視していますので腹式呼吸を行うことになります。
また、口呼吸をされている方は鼻呼吸の癖付けもおすすめです。
鼻呼吸のメリット
- ・病気になりにくくなる
- 外から入ってくる病原菌などの65%程度は鼻の粘膜がフィルターの役割を果たすため排除されるので口呼吸より病気にかかりにくくなります。
- ・酸素がとりこまれやすい
- 肺が酸素を効率よく取り込むためにはある程度の湿気が必要になります。
鼻を通ることで程よく加湿され酸素がとりこまれやすくなります。
最後に
姿勢と呼吸を改善することでどのくらい代謝がUPするのかというデータはありません。
ただ、どちらも理屈を考えると代謝のUPは見込めると思います。
例えそれが微々たるものでも、ご紹介したようにこれらを改善することで代謝以外にも充分な見返りがあるので損はないと思います。
しっかりしたデータがないものは、それが理屈にあっているのかを自分で考え、更に他に何が見込めるかまで判断して納得がいくなら、まずはチャレンジしてみるという姿勢が大切です。
そういうことの積み重ねが健康やダイエットの成功につながっていきます。