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特に夏になると爽やかな炭酸飲料が恋しくなります。
最近は、0カロリーの炭酸飲料が増えてきました。
ダイエット中の人にとっては朗報といえますが、一方で0カロリーの元である人工甘味料について 疑問の声もたくさん上がっています。

0カロリー炭酸飲料とダイエット
Health

今回は甘味料について考えてみましょう。

炭酸飲料に含まれる甘味料の弊害?

サンプルとして某社の0カロリー飲料と従来の炭酸飲料に含まれている甘味料について、その負の作用の情報を集めてみました。

※0カロリーという表記は、100ml当たり5kcal未満という意味です。

  • ・0カロリー炭酸飲料
  • ・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
  • 内臓異常、視力低下、うつ症状、てんかん発作、精子減少、体重増加など
  • ・アセスルファムK
  • 頭痛、記憶力低下、吐き気、だるさ、うつ症状、肝疾患など
  • ・スクラロース
  • 胃腸障害、めまい、偏頭痛、アレルギー反応、発作血糖値増加、体重増加など
  • ・従来の炭酸飲料
  • ・果糖ぶどう糖液糖
  • 肥満、高血圧、糖尿病など

少し調べるだけで上記のような言葉がでてきます。
ダイエッターとしては、0カロリーなのに体重増加という部分に驚きますね・・・。
※あくまでもそういう報告があったというレベルの情報です。

甘味料の弊害をどう捉える?

出てきた甘味料の弊害をどう受け取るかが問題になります。

もし少量摂取で異常がでたなら、さすがに国も認可しないはずです。
そう考えると、体に異常がでたという報告が真実なら、相当過剰に摂取したというケースが多いのではないかと推測できます。

こういった報告はアメリカからの発信が多いです。
みなさん御存知の通り、全てがビッグサイズの国ですから過剰摂取もありえると思います。

そこで、目をつけたのが、

許容一日摂取量(ADI):人が生涯にわたり毎日摂取して問題ない量を定めたもの。

こういう指標があるんですね。

一応、念頭に置かなければならないのは、ADIでは生涯大丈夫な量となっていますが、少量でも何十年も摂取し続けた場合どうなるかは、時がたたなければわからないと思います。

しかし、そんなことをいってたら今の世の中これらの甘味料を避けて生きていくのはお金と労力を必要とするので難しいですね。

今回ご紹介した人工甘味料の許容一日摂取量(ADI)は以下のとおりです。

  • ・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
  • 40mg
  • ・アセスルファムK
  • 15mg
  • ・スクラロース
  • 15mg

※H18-20年データ 単位 1kgあたりの限度mg

アスパルテームであれば、体重50kgの人の1日限度は、2000mgとなります。

果糖ぶどう糖液糖については、ADIの情報はありませんが、 摂取しても満腹感がでにくく過剰摂取しやすい性質をもっているので先に上げたような負の作用がでやすいということのようです。

炭酸飲料に入っている人工甘味料の量は?

炭酸飲料にどれくらいの量の人工甘味料が入っているのか?
ということが問題ですが、さすがにそこまでの表示はされていません。

調べてみると、
ダイエットコカコーラに含まれるアスパルテームの量は、
360mlあたり185mg(約0.74kcal)
ということらしいです。
※アスパルテーム1mg=0.004kcal

この数値が正しければ、 50kgの人が、1日にこの炭酸飲料だけしか摂取しないとして、 10.8缶=3.78㍑までは摂取しても問題ないということになりますね。

実際は、アスパルテーム以外に複数の人工甘味料が使われていますがそれぞれ許容摂取量までは相当の余裕がありますので、 普通の生活をしていればそこまで大量の炭酸飲料はとらないでしょうし、あまり気にしなくていいかもしれません。

まとめ

0カロリーの人工甘味料は、現状においては量の問題をクリアできれば問題ないという認識です。
もちろん少なければ少ないほうが体には良いです。

従来の炭酸飲料に入っている果糖ぶどう糖液糖の方が、確実にカロリーが高いので避けたほうが無難でしょう。

某社の0カロリーと従来の炭酸飲料のカロリー差は、100mlで約40kcalあります。

350ml缶を1日1本飲むとすれば、約140kcalの差がでてきます。
これは、毎日20gの体重増加に値します。
※あくまでも自身の1日カロリー消費量を上回っている場合。

短期的な変化について、一番正しいのは、自分の体の反応ですので、一度ご自身で数ヶ月単位で飲み比べをしてみるのもいいと思います。
飲み比べの他に、全く炭酸飲料を飲んでいないときと飲み続けた時の体調の違いもわかれば完璧ですね。

以上になりますが、何か皆さんの考えるきっかけになれば幸いです。