メタボ・メタボ予備軍の脂肪たっぷりのお腹まわりを解消する為の方法を、ダイエット関連の数値を使って考えてみましょう。
ダイエット関連数値を利用する
ダイエットに関わる数値というのは数多くありますが、
身体活動レベルという、「1日の総エネルギー消費量が基礎代謝量の何倍になるか」を示した値があります。
ここから私の経験も絡めて説明していきます。
大まかな数値ですが、
- ・一日の大半を座って過ごしている人=1.5倍
- ・主に座っているが軽い運動もする人=1.75倍
- ・活発に運動している人=2倍
のカロリーを1日で消費しているという見方ができます。
基礎代謝を成人男性の1500kcal(成人女性は1200kcal程度)として、 あまり運動しない人の場合、その1.5倍が1日にトータルで消費されるエネルギー量目安となります。
この場合は、1500kcal×1.5=2250kcal(座り仕事主体の私の数値です。)
そして、
体重1キロを落とすには約7000kcalの消費が必要になります。
断食に近い形で1日の総カロリーを250kcal(ご飯でいうと茶碗1杯分)に落としたとして、
トータル消費を先ほどの2250kcalとすると
1日に2000kcalマイナスとなります。
※カロリー制限するときは、別途サプリメント(ビタミン・ミネラル及びアミノ酸系)をつかった栄養管理が必須です。
これを3日続けたとしたら約6000kcalの消費。
要するに、約857g(1日あたり約286g)しか脂肪が落ちてないということなんです。
なぜ、「しか」なのかといいますと。 私の経験では5キロほど体重が落ちたからです。
残り4キロは何が落ちているのかというと、大半が水分です。
体内の糖質や塩分が減るとその分、水分が排出される仕組みになっています
(その他、通常は筋肉が落ちますが、アミノ酸系のサプリメントを摂取することで抵抗します)。
しかし、約1キロの脂肪と水分等の減少で、見た目が痩せたのは間違いがありません。
私は可能な限り早く体重を落とすことに意味があると考えています。
そうしなければ多くの人は途中で諦めてしまうからです。
そして、この後どういう行動を取るかが大事です。 ここで満足して食事を元に戻してしまうと、リバウンドする事になるでしょう
本当のダイエットはここからがスタート
食事制限を緩やかに解いていきますが、カロリーの差し引きは、マイナス状態をキープしつつ
筋トレを並行して行っていき脂肪の燃焼を加速させます。
※体重や体脂肪の数値を把握しながら調整してみてください。
この方法で、停滞期全くなしで私は64キロから55キロまでノンストップで緩やかにやせていきました(最初の5キロは急激な減量分、その減量分をキープできれば御の字だと思っていましたが2ヶ月かけて更に4キロも落ちていきました)。
今では、炭水化物と間食の量は以前より減らしていますが、その他は元通りです。
むしろ、おかずの量は増えているかもしれません。
甘いものもたまには制限かけずに解禁したりもします。
特に無理していないのでストレスもありません。
体脂肪も、ダイエット前は20%ありましたが現在は15%台まで落ちていますので、 確実に脂肪が消えていて正しいダイエットができています。
また、ちょうどいいタイミングで血液検査をする機会がありましたが、それも全て正常値でした。
まとめ
- ・自分の一日の総消費カロリーを概算してみる
- ・目標を設定し、その為にはどのくらいの食事量をどれだけの期間続ける必要があるかを知る
- ・筋肉をきたえてより目標達成しやすくする
- ・目標を達成した後は、食事制限を緩和し体型をキープするための計画を継続する
急激な減量に関しては、私にはうまくハマりましたが、万人向けではないかもしれませんのであまり無理をされないようにして下さい。
豆知識
ご飯1gのカロリーは1.67kcal 茶碗一杯分150g(サイズや盛り方に違いがあるので実際に計ってみることをおすすめします)としますと 約250kcalになります。
ちなみに、私は今体型キープ状態ですが、だいたい一日でご飯は200g程度とっていると思います。 カロリーで言えば334kcalですね。
段落用。