一日に最低限必要な炭水化物をとりながら痩せるというのが健康的です。
炭水化物をとりつつ、なるべくカロリーを抑えたい場合どうすればいいのかを順を追って考えてみます。
炭水化物について
まず、炭水化物が必要量を下回ると以下のような事が起こりえます。
- ・ぼーっとしたり集中力がなくなる
- ・疲労が抜けなくなる
- ・肝機能低下
逆に炭水化物をとりすぎると、脂肪として蓄積されます。
1日に必要な炭水化物は90g
例えば、
ご飯100gの炭水化物量37.1gなので、
242g食べなければならない計算になります。
カロリーにして、404kcalです。
豆知識
精白米では100gのカロリーが364kcalで炭水化物量が73.1gですが、 ご飯になると100gでカロリー167kcal 炭水化物37.1gとなります。
この場合は、水分量が増えるのが原因ですね。
また、一般的には調理方法でカロリーが変化します。 カロリーが低い順から以下のようになります。
- ・蒸す
- ・焼く
- ・煮る
- ・炒める
- ・揚げる
摂取カロリーを抑えつつ最低限の炭水化物をとるには
調べてみた結果。
意外だったのですが、 1kcalあたりに含まれる炭水化物量は、 フルーツが圧倒的に多いです。
ぶどう・りんごが 0.27g
バナナ・梨・みかん 0.26g
ご飯が0.22gですので、低いカロリーでなるべく多くの炭水化物をとるには フルーツが適しているということになります。
例をあげますと、
中くらいのりんご(可食部268g カロリー:145kcal)であれば、
616gで炭水化物90gです。
必要量:2.3個分
145kcal×2.3=333kcal
バナナ(可食部100g カロリー:86kcal)であれば、
400gで炭水化物90gです。
必要量:4本分
86kcal×4=344kcal
ご飯で炭水化物を取る場合に比べて、
りんご:404-333=71kcalのマイナス
バナナ:404-344=60kcalのマイナス
しかも、ご飯242gに対して
りんごは616g
バナナは400g
満足度もりんごやバナナのほうが上ですね。
コストも上です。
昔流行った、りんごダイエット・バナナダイエットって こういうことだったのかなと思ったりしました。
でもこれだけでは当然栄養不足ですので、サプリメントは必須になりますね。
単品ダイエットはリスキーなのでやめたほうが賢明です。