現在、ポカリスエットをカスタマイズして水分吸収力をアップさせるレシピ計算機を公開していますが、忘れてはいけないのが経口補水液の存在。
では、経口補水液とスポーツドリンク何が違うのでしょう?
「経口補水液の方が良さそうじゃない?」
という疑問から両方を比べてみることにしました。
経口補水液
簡単に説明しますと、
「下痢、嘔吐、発熱等による脱水症状の治療に用いられる飲料」
要するに、脱水症状になってしまってすぐに点滴ができない状況の時に飲むものなんですね。
軽度から中等度の脱水状態からの回復に役立つようです。
予防の為に飲むには、塩分濃度が高いのでおすすめできません。
スポーツドリンク(ポカリスエット)
経口補水液のOS-1と比べると塩分量が半分以下ですので、脱水症予防に良いと思います。
もちろん、半分以下でも水分吸収が最もよくなる塩分濃度範囲(塩分濃度0.1~0.2%程度)内ですので問題ありません。
問題は、糖度が高いということなのですが、 それも、レシピ計算機を使えば最適な配分量が出せます。
カスタマイズするなら、コストを安くするために粉末のポカリスエットがおすすめです。
しかも薄めますので、1㍑用の粉末1つで3㍑近くの量の水分補給用ポカリが作れます。
価格比較
ポカリスエットは、某ネットショッピングサイトで
1㍑用粉末が25袋 2770円ですので、
1袋で、約111円
それで約3㍑作れますので、
実質1㍑で37円程度(塩と水のコストは考えず)
用途が違うので比べるのもどうかと思いますが・・・。
同じサイトで
経口補水液1㍑分の値段は、358円
結構なお値段ですね・・・
カスタマイズポカリの約10倍の価格です。
※あくまでもこの記事を執筆中の価格です。
結論
熱中症になって経口補水液をとるよりは、 熱中症予防にカスタマイズしたポカリスエットを飲む方が良いのではないでしょうか?
実際に、粉末を使って計算機でだしたレシピ通りに作ってみましたが、 味は薄くなるもののポカリテイストは残っていて十分美味しく飲むことができました。
甘みが大幅に控えられた事でスッキリヘルシーな感じで飲みやすいですよ。
計算機はこちら↓
猛暑の熱中症対策用にポカリスエットをカスタマイズしようおまけ
経口補水液は、
ネット上に自作用レシピが公開されています。
- ・水・・・1㍑
- ・塩・・・3g
- ・砂糖・・・40g
飲みやすくするために、レモンやグレープフルーツの果汁を入れると良いようです。
吸収効率から考えると、塩も砂糖もちょっと多目です。
果汁を入れずに作って飲んでみましたが、正直マズかったです。
砂糖の量にもびっくりしてしまいますね。
しかし脱水症状になってしまった時に適当なものがない場合、ささっと作って対処するのには良いと思います。