ついつい飲み過ぎたり、あまり飲めないのに飲まされて二日酔いというのはよくある話ですね。
いずれにしても、可能な限り翌日に不快な症状は残したくないものです。
今回は、飲酒とアミノ酸について考えていこうと思います。
飲酒とアミノ酸の関係
飲酒をすると、アルコールは肝臓で分解され無害化されるのですが、限度を超えてしまうと、無害化されずに体内に残る形になり、それが不快な症状を引き起こします。
処理しきれなくなる原因は、体内にあるNADという補酵素(補酵素の多くはビタミンとして知られている)が不足することで起こります。
この補酵素を補うのに、アラニンやグルタミンというアミノ酸が必要なのです。
更に、アルギニンというアミノ酸も摂取することで肝機能を高める事ができ効果的です。
ここで紹介したアミノ酸、
- ・アラニン
- ・グルタミン
- ・アルギニン
これらは、体を作る20種のアミノ酸の中で非必須アミノ酸と呼ばれているものです。
非必須アミノ酸というのは、体内で作ることが可能なアミノ酸です。
しかし、想定外の事が起こると不足してしまいます。
今回でいうと、過度のアルコール摂取ですね。
ちなみに必須アミノ酸とは、体に必要だが体内で作ることができないアミノ酸のことです。
アミノ酸をいつ摂取すればいいの?
二日酔いの症状緩和には、
飲酒前後と翌日に摂取するのが効果的ですので、
ご自身にあったサプリメントを探してみてください。
飲酒の友といえばウコンですが・・・
最後に、
アミノ酸とは関係ないですが、
飲酒といえばウコンというイメージが強いと思います。
しかし、調べてみると、
ウコンの肝臓に対する効果は、動物実験や試験管レベルまでで、まだ人に対しての実験は充分行われていないようです。
この記述を見つけた時はさすがに驚きました。
基本的なスタンスとしては、人体に対する実験(臨床試験)が行われていないものは信ぴょう性が欠けると思って良いと思います。
今後は、ウコンよりアミノ酸という事で良いのではないでしょうか。