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日本人は慢性的な栄養不足です。ビタミンやミネラル不足によって重大な症状や病気を患うことも。
栄養不足を解消して健康的な人生をおくる方法をご紹介します。

ビタミン・ミネラル 野菜
Health

なぜ私達は栄養不足なのでしょうか?

それは、

  • ・野菜自体の栄養価が減少している
  • ・野菜の摂取量が減少している

この2点より、日本人は栄養素が不足していると言われています。
それぞれ説明をしていきましょう。

野菜自体の栄養価が減少している

こちらについては、聞いたことがあるかもしれません。

実際、減少しているのは確かなのですが、厳密にいうとちょっとイメージとは違う理由があります。

  • ・理由その1:栄養分析法の変更に伴い数値が減少してしまった。
  • この理由であれば、栄養自体に変化はないので何の問題もないということになりますね。
  • ・理由その2:旬の時期以外でも栽培可能になった。
  • 野菜の栄養というのは旬の時期=MAXなのです。

    今は、いろいろと栽培方法が発達し旬ではない野菜があふれていますよね。

    そういった野菜の場合、栄養価が数分の一にまで落ちてしまうということなのです。

野菜の摂取量が減少している

これは皆さん自覚しているのではないでしょうか?

ただでさえ、旬ではない野菜が多く使われているのに更に野菜を食べる機会が減ってしまっているので、深刻な栄養不足になってしまう可能性があります。

では、私達はどうすればいいのでしょうか?

まず、簡単にできることといえば、

  • ・調理が簡単なサラダや野菜ジュース・スムージーなどを意識して摂取する。
  • 先にサラダを食べることで不要な栄養素(過剰な炭水化物や脂・油)の吸収量を減らすこともできます。
    野菜ジュースやスムージーは、市販のものではなくご自身で作ったほうが栄養の損失が少ないようです。
  • ・旬の野菜を狙って食べる。
  • 春なら、新たま・新キャベツ
    夏なら、トマト・きゅうり・ピーマン
    秋なら、さつまいも・じゃがいも・大葉
    冬なら、にんじん・ごぼう・白菜
    というような感じですね。厳密には月ごとに変わっていきます。
    旬が複数ヶ月あるものもありますね。

今なにが旬なのかを把握してそれに逆らわずに加工食品ではなく野菜自体を購入して調理し食べるというのが一番です。

冷凍物でも収穫時期が旬の期間であれば栄養価はMAXです。

ですが、それを加工食品で判断することは不可能ですので、旬の時期の野菜を購入しておいてご自身で冷凍保存しておくしかありません。

もしこういう対策が不可能であれば、 市販のビタミン・ミネラル等のサプリメントを常用するのがよいでしょう。

ご自身に合った、ランニングコスト的にも継続できるものを いろいろ試しながら見つけましょう。

栄養素が不足したらどうなるの?

何日・何週間栄養が不足してようが特に体に重い症状なんて出たこと無い方が多いですよね?

私の体験談ですが、一人暮らしでコンビニやスーパーのお惣菜中心の生活をしていました。

もちろんたまには自炊もしますが、それも作るのが簡単なものばかりで野菜も不足していました。

ある時、体調不調で病院にかかったのですが、血液検査の結果、その体調不良とは全く関係ないところで異常が発見されてしまいました。

血液検査の数値異常をうけてエコー検査をしたのですが、検査をされる方が首を傾げたほどです・・・こちらはその空気を読んでしまって・・何がやばい病気でもあったのでは・・・とドキドキしてしまいました。

そして診察室で結果を知らされました。
なんと・・・脂肪肝・・・。

私は、お酒もやりませんし、太っているわけでもありませんでした。

その後、食生活を改め野菜を可能な限りたくさん取ることにし、数カ月後の血液検査で正常値に戻り脂肪肝が解消され、食生活の大切さを実感しました。

この実例では、野菜を食べないことによる栄養不足と脂肪の過剰摂取というダブルパンチでした。

栄養が不足すると脂肪を溜め込もうとします。そこに、その脂肪の材料をせっせと供給してたんですね。

その他、ビタミン・ミネラルが不足することで何が起こるのでしょうか?

  • ・ビタミン不足で起こりうる症状・病気(一部)

  • ビタミンB1・・・脚気(心臓肥大・腱反射消失)
  • ナイアシン・・・痴呆・皮膚の炎症・消化器系異常・中枢神経異常
  • ビタミンC・・・歯茎、皮膚等の出血、貧血・体重減少・免疫力低下
  • ビタミンD・・・くる病(鳩胸、低身長など)
  • ビタミンB12・・・悪性貧血
  • ・ミネラルの不足で起こりうる症状・病気(一部)

  • カルシウム・・・骨粗鬆症・アレルギー性鼻炎・不眠症
  • マグネシウム・・・心筋梗塞・動脈硬化・尿路結石・抑うつ症・不整脈
  • 亜鉛・・・傷の治りが悪い・味覚障害・性機能低下
  • 鉄・・・貧血・食欲不振・無気力感
  • カリウム・・・ガン・心臓発作・腎不全・関節炎
  • セレニウム・・・発ガンリスク増加・白内障・心臓への影響

さらに! ただでさえ栄養不足になりがちな私達に対して追い打ちをかけるように、 体内の栄養が奪われる事があります。

  • ・お酒
  • ・甘いもの
  • ・白米や小麦など
  • ・ストレス
  • ・激しい運動
  • ・薬

これらの処理のために栄養素が必要になります。

思い当たる方は、普通の人より多くのビタミン・ミネラル摂取を 心がけた方がいいでしょう。

すぐに重篤な症状がでないというイメージからおろそかにされがちですが、不要な症状や疾患を招かないように普段から栄養素を摂取するいい習慣を構築しておいたほうが良さそうですね。

余談ですが、ダイエットをされる方で食事制限をする場合には特に栄養素が不足してしまいます。

そうなると前述しました通り、体内は飢餓状態となり、なるべく脂肪を溜め込もうとし、痩せようとしてるのに逆にリバウンドして以前より脂肪をつけてしまうということにもなりかねませんので、ダイエット中などは特に栄養の管理はしっかりしておく必要があります。

私の場合は、食事の制限をして一気にダイエットをしましたのでその期間はカロリーがほとんどないサプリメントで栄養補給をしていました。
おかげさまで今はすっかりダイエットを成功させることができました。

皆さんも、これを切欠にビタミン・ミネラルに対する考え方をかえて、しっかりした管理をされてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました!